浅草といえば食べ歩き!定番の人形焼きやどらやき、SNS映え必至のお団子など、甘いものからお食事系まで網羅できちゃう仲見世通り。
なかでも近年大ブームによって専門店が多く出店し、いつの間にやら浅草名物として定着したメロンパン。
今回はそのブームの火付け役であり、創業77年の歴史をもつ「花月堂のジャンボめろんぱん」をご紹介!
昭和レトロで映えまくる!

浅草花月堂は、「本店」と「雷門店」の2店舗あります。
どちらも浅草駅から徒歩圏内ですが、「雷門店」は雷門の側の小径をはいってすぐのところにあるので、食べ歩きにぴったり!
一本筋をはいると、仲見世通りのにぎやかさから解放され、いかにも下町といったノスタルジックな路地に「花月堂 雷門店」はあります。

外観からすでにレトロ感が漂っています。
そしてあま~い香りが…これは否が応でも足がむいてしまう…。来店した日は大雨でしたが、開店してすぐに列ができていました。
雷門店は、店先で注文するスタイル。

ジャンボめろんぱん、ひとつ税込み250円。
すぐ食べる場合はホカホカを提供していただけますが、テイクアウトの場合は潰れてしまうので冷ましたものになります。
お金を払って店内へ。

壁際のソファ席と大量のメロンパンが目の前に並ぶカウンター席。2階にはお座敷があるそうです。


棚のうえには食品サンプルのメロンパンたち。

コンパクトな店内はThe昭和!日焼けしたポスターや看板のサビがいい味だしてます。

タイムスリップしたようなフォトジェニックな写真が撮れる!
食べ“ながら”歩きは禁止

浅草の仲見世の始まりは、江戸時代、元禄・享保(1688~1735)頃といわれ、日本で一番古い商店街のひとつ。

仲見世とは、社寺の境内などにある商店街のこと
浅草寺の境内や参道の清掃の労働を課せられた地元住民にたいして、「参道で営業してもいい」という特権が与えられたのが起源です。
そんな仲見世通りの醍醐味は食べ歩きですが、「歩きながら食べる」行為は原則禁止されています。
人通りも多く道幅もせまい参道。すれ違いざま商品がぶつかってトラブルに…なんてことも無きにしも非ず。
多くのお店でイートインスペースが設けられており、浅草寺仁王門手前にはベンチのあるスペースや、大通りをすこし外れると公園もあるので、しっかり立ち止まって味わいましょう♪
行列!ザクふわジャンボめろんぱん

イートインの場合、店内で座って待っていると、店員さんがメロンパンを持ってきてくれます。
タイミングよく焼き上がり直後の出来立てをいただくことができました。

「ほんと熱いので気を付けてください」と手渡されたメロンパンは、袋ごしでもやけどレベルの熱さ!
持った瞬間つぶれてしまうほど、やわやわのほわほわ。

ジャンボの名のとおり直径15cm程とビックサイズですが、中身が雲のごとくエアリーなので軽い。
サクサクのクッキー生地に、ふわんふわんのパン。
スーパーで売っているような市販のメロンパンより甘さは控えめで、まわりのクッキー生地はサクサクを通り越してザクザク!ここが一番おいしい!
ふんわりドーム型だったメロンパンは、食べ進めるとぺしょんこに…ただ中のパンはもちっと食感になり、これはこれでおいしい。


公式オンラインショップでお取り寄せすることもできます♪
夏場は、ジャンボめろんぱんの間に冷たいアイスを挟んだ「アイスめろんぱん」もオススメ!
花月堂へのアクセス
雷門店へは浅草駅から徒歩3分。
本店は浅草駅から徒歩8分。浅草寺本堂の左側、西参道商店街の入り口にあります。
浅草駅は「都営浅草線」「銀座線」「東武スカイツリーライン」「つくばエクスプレス」が乗り入れています。
それぞれ改札は独立していて行き来ができないので、待ち合わせの際は注意!
銀座線・・・1番出口
都営浅草線・・・A4出口
東武・・・正面口
つくばEX・・・A1出口
まとめ
芸能人も多く訪れ、テレビや雑誌などメディアで取りあげられる人気店のため、休日はとくに行列ができます。
東京農業大学で醗酵学(醸造学科)を学んだ店主が編み出した、日本酒の製法に近い手法で約3時間醗酵させた“ありえない”ふわふわ食感のジャンボめろんぱん。
浅草観光の際は、焼立てあつあつ、未体験のふわふわを味わってみてはいかがでしょうか。
東京都台東区浅草2-7-13(本店) 1-18-11(雷門店)
(本店)浅草駅から徒歩8分 (雷門店)浅草駅から徒歩3分
(本店)10:00~16:00 土日~17:00 (雷門店)月~金11:00~16:00 土日10:00~17:00
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