【東京三大どら焼き】美味しすぎる!亀十・うさぎや・草月を食べ比べしてみた

東京三大どら焼き

たい焼き、豆大福、かりんとう…東京には『三大〇〇』といわれる和菓子が多くありますが、今回はそのなかでも比較的身近な“どら焼き”をピックアップ!

正直食べる前は「スーパーで売ってるのと違いがあるの?」と疑っていましたが、見た目を味も全く違う!どら焼きに謝りたい!

浅草の亀十、東十条の草月、そしてうさぎや。三者三様(三どら三様?)のおいしいポイントをご紹介します♪

うさぎや(日本橋)

うさぎや|外観
うさぎや 中央通り店

大正2年(1913)創業、初代創業者が卯年だったため名づけられた「うさぎや」

本店は上野にあり、「上野うさぎや」の息子さんがはじめた「日本橋うさぎや」、娘さんがはじめた「阿佐ヶ谷うさぎや」とのれん分けしていますが、ぞれぞれ独立していて、少しずつ餡子や生地も違うようです。

こちらも食べ比べをしてみたいとことですが、今回は昭和23年(1948)創業の「日本橋うさぎや」をご紹介。

日本橋には2店舗あり、
「うさぎや 本店」は、土日祝が定休日
「うさぎや 中央通り店」は日祝が定休日なので、土曜は中央通り店へ。徒歩3分の距離なので近い♪

3つの中で、見た目は一番ドラえ●んが食べていそうな“The王道”のどら焼き。

うさぎや|どらやき

滑らかな表面に、ホットケーキのようなふっくらとした皮からは、あまーい良い香りがします。

割ってみると、たっぷりのみずみずしい餡子!

うさぎや|どらやき

とろっとした艶々の餡子が溢れんばかりに入っています。

粒感はありますが、形が崩れるギリギリまで炊かれているので、ザラっと舌に残る嫌な感じはありません。

時間が経つと餡子の水分が減ってしまい、このとろっと感が半減してしまうので、買ってすぐ食べるのが一番おいしい♪

つぶあんのみで、ひとつ税込み230円(2022年9月時点)。

皮もあんこもボリューミーなので、1個で大満足できます!

うさぎや
 東京都中央区日本橋1-2-19(本店) 1-3-8(中央通り店)
 (本店)日本橋A4出口から徒歩1分 (中央通り店)日本橋B9出口から徒歩1分
 9:30~18:00 本店:土日祝 中央通り店:日祝 定休日

亀十(浅草)

浅草|亀十

浅草駅から徒歩1分、人気の観光地かつ大通りに面しているため、開店30分前から行列ができる浅草を代表する老舗です。

お店の前と通るといい香りが漂っているので引き寄せられる!

「亀十」の特徴はなんといっても、このもちふわの皮!

亀十|黒

ふわふわを通り越してもはや、ふよふよ。気を付けて持ち運ばないと潰れてしまいます。

断面をみると皮に気泡がほとんどなく密度高めで、噛みしめるとむちっとした弾力。

創業大正末期の亀十は、とにかく皮が美味しい!ここでしか味わえない、唯一無二の香ばしい皮に上品な甘さの餡子。

一度食べたら忘れられない味!

「黒あん」「白あん」があり、皮の味をより楽しみたいという方は白あんがオススメです♪

亀十|白

白あんを冷凍庫で凍らせて、そのままアイスみたいに食べると餡がねっとり濃厚になってめちゃくちゃ美味しい。

価格は黒・白どちらも、ひとつ税込み390円(2022年9月時点)。

どら焼きにしてはかなり高級なお値段ですが、食べたらきっとこのお値段の意味がわかる!

亀十
 東京都台東区雷門2-18-11
 銀座線「浅草駅」から徒歩2分
 10:00~19:00

草月の黒松(東十条)

東十条|草月

昭和5年(1930)創業、草月のどら焼き「黒松」の特徴は、このトラ?キリン?柄の皮!

草月|黒松

黒糖とハチミツが練りこまれた皮は、フィルムを開けた瞬間、甘く香ばしい香りに包まれます。

手にとるとシフォンケーキのようにふわっと軽い。

草月|黒松

黒糖の甘い皮が、甘さ控えめで粒感が残るほっくりとした餡子と相性ぴったり!甘ったるさはなく、意外と後味はさっぱり。

お茶というより、牛乳と一緒に食べたい!

つぶあんのみで、ひとつ税込み162円(2022年9月時点)。

可愛らしいサイズ感でとってもエアリーなので、これは実質0カロリー。パクパクいけます。

草月
 東京都北区東十条2-15-16
 JR京浜東北線「東十条駅」南口坂下角徒歩1分
 10:00~18:00 火 定休日
 http://www.sogetsu.co.jp/

並べて比較してみた

東京三大どらやき

一番大きいのは「亀十」。直径12cm弱あり、かなりビッグサイズ。小ぶりな黒松は8cm程でした。

東京三大どらやき
左からうさぎや・黒松・亀十

一番重いのは、餡子の量が多い「うさぎや」。その重さなんと100g超え!

東京三大どらやき|断面
下からうさぎや・亀十・黒松

厚みもあり、ずしっと重い。これはもうどら焼きの重さじゃない。

「亀十」の皮のちょっと色が濃い部分、加水率がもちもち感を物語ってます。

粒感は草月の「黒松」が一番残っていますね。

東京三大どらやき|断面

食べた瞬間甘いと感じるのは、やはり黒糖のインパクトがつよい「黒松」ですが、あんこは「うさぎや」が一番甘く感じました。

「黒松」はこどももきっと好きな味!3時のおやつに牛乳と♪

東京三大どら焼き まとめ

金額(税込)種類日持ち
うさぎや(日本橋)230円つぶあんのみ製造日翌日
亀十390円黒・白3日間
草月「黒松」162円つぶあんのみ製造日から2~3日
(冬なら3~5日)

どれが一番おいしいかと聞かれると、それぞれに個性があり、美味しいポイントも違うので、結論好みによるし、気分にもよる!」

とにかく美味しい餡子が食べたいときは「うさぎや」、頑張った自分へのご褒美に「亀十」、疲れた時は「草月の黒松」などなど…

是非、自分好みの「お気に入りどら焼き」を見つけてみてはいかがでしょうか♪

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